刺さるコピー
2023年3月14日
こんにちは。ツギタです。
紙媒体やWEBなど、いろんな制作物においてコピーを書いているわけですが、キャッチコピーであれば、読み手が「なるほど」とか「カッコイイ」とか感じるような、ちょっとプロ感ある雰囲気コピー(勝手に命名)を書きたいという意識があるんですね。でもですね、「ホンマにそれでいいんかな」と、ふと思ったんです、先日。
はい、ここから時空ワープして、40年前の話です!!!
当時、13歳のリトルツギタは洋楽を聴くようになり、カルチャー・クラブやデュラン・デュランなどを聴いていました。で、小遣いで音楽雑誌のミュージック・ライフを買っていたんです。いつものようにページをめくっていると、オジー・オズボーンの新譜レコード『月に吠える』の広告が目にとまりました。
「刺激がほしいヤツはこれを聴け!」
そんなカンジのキャッチコピーでした。
※レコード会社の社員が書いたんでしょうか…。
これ、ありえないです、今の立場からすると。書かないですよ、この直球ド真ん中というか、肉に塩コショウかけて焼いただけのようなシンプルなコピー。
でもね、リトルツギタ(しつこい)には刺さったんです。刺激がほしかったんでしょうかねー。塩コショウだけの味付けが見事に刺さりました。
で、さっそくお年玉を握りしめ、そのレコードを買いに行ったわけです(それ以降ヘビーメタル全盛期が20歳くらいまで続きますby自分史)。
そんなことを思い出し、コピーの奥深さを実感しながら、今日もお酒を片手にYouTubeでオジーを聴き、夜な夜な悦に浸っております。