左利きのマキ
2024年12月6日
「左右」が「わかる」世界の皆さまこんにちは。
「左右」のない世界を生きているデザイナーのマキワラです。
左右がわかりません。
「左〜」「右〜」と指示されるたび、
「こっちに名札があるから、左やな」
「鉛筆持つとき(書く動きをして確認)…右」
「バスケでボールをよぶとき(イメージして確認)…左」
などと頭の中で思いを巡らせてから左右を識別しておりました。
しております今も。
それが幼少期からの「普通」なので、
大多数は上下のように左右がわかると知ったときは度胆を抜かれました。便利!
「左右識別困難(左右失認・左右盲)」というそうです、
咄嗟に左右がわからないことを。
子どもの頃に左利きを矯正された人に多いそうで。
私もそうなので、それを知ったとき、
長年の謎が解けて大変スッキリした記憶があります。
左利き率は世界共通で10%だとか。太古昔も。
女性の方が少ないそうです。
そして会話文が倒置法の人が多いそうです。不思議!
ひと昔前は…
左利きになる原因、脳の仕組み等を調べるのが楽しく、
書籍読み漁っておりました。
今は…
左利き用のアイテムを調べ、比較検討購入し、
使いやすさを体感して楽しんでます。
便利なだけでなくデザインも素敵な商品を多く取り扱っておられる
「左ききの道具店」
最近は専らこのお店をブラブラ閲覧しております。
店主も左利きの方なので「あったらいいな」が「ちゃんとある」ところも魅力です。また、こちらのお店のオリジナルキャラクターのお話も好きです。
イヌイットの間では「ホッキョクグマはみんな左ききである」という言い伝えがあるそうで、そんなエピソードからキャラクターに就任してもらいました。
イラスト:伊藤佳美(左利き)
(左ききの道具店サイトより引用)
左利きの家、左利きの道、左利きの世界で
ストレスフリーな生活をちょこっと体験してみたい…それが今のところ一番壮大無謀な夢、かもしれません。
ではまた。