おせち料理
2024年11月21日
こんにちは ツギタです。
おせち料理が嫌いです。
正確に言えば、嫌いでした。いまから40年以上も前の昭和の時代、おせち料理は「買う」ものではなく、「作る」ものでした。大晦日やその少し前の日から母親がおせち料理をせっせと仕込み、重箱に詰めて正月を迎える。よその家庭はどうか知りませんが、我が家はこんな「手作りおせち」時代が長らく続いていました。
で、このおせち料理ですが、ほぼ茶色なのです、料理が。くわい とか ごぼう とか、あと何がありましたっけ…。いま以上に好き嫌いが多かった子供時代の私には、食べるものがないのです。…話は横道にそれますが、「好き嫌い」って言葉、嫌いな食材・料理があるときにしか使わないですよね。「好き」の部分はどこにいったのでしょうか…。
「食べるものがない」と言いましたが、これは大雑把な表現でして、本当はあります(スミマセン)。ハムと かまぼこ、あと ごまめ(田作り)です。この3本柱のローテーションで三が日を過ごします。
そんなおせち料理、いまではできあがったものを買うのが基本(ですよね)。ローストビーフやテリーヌ、ミートボールなど洋風な料理が詰められ、見た目もカラフルなものになりました。私も大人になってからはお酒を飲むようになり、“アテ”としておせち料理を楽しめるようになっています。
これまでおせち料理は親(義親)が用意してくれていましたが、来年の正月は自分たちで用意しないといけないカンジです。種類も豊富なので、さてどうしましょうかね。