同窓会
2024年10月25日
ちょうど半世紀生き抜いてきた企画・コピーライティンググループの中村です。
先日、幼馴染から同窓会のお誘いを受けました。
中学3年のクラス(たぶん3年6組)で集まるとのこと。
卒業以来会っていない人とは35年ぶりの再会となり、恐ろしく長い年月が経ったことに改めて驚かされます。
今回の同窓会に限らず、ここ数ヵ月で高校の部活仲間や小・中・高と同じ学校の後輩など、古い友人たちに何年ぶり、何十年ぶりに会う機会が立て続けにありました。
ふと、なぜこんなに続くのだろうと考えた時、私自身も同じ世代の旧友たちも、まだ遥か遠くではあるものの少しずつ確実に「終わり」が近づいていることを感じ始めているからだと気付きました。
実は、高校の部活仲間の集まりに参加したのも、幹事の先輩にこう言って誘われたからでした。
「このメンバーで会える機会もあと何回あるか分からない。だから、みんなで会えるうちに会おうよ!」と。
その昔、「タイは、若いうちに行け。」というキャッチコピーが流行りました。
(若かりし頃の石田壱成さんが出演していたタイ国際航空のCM。懐かしい…)
いまの私なら、こう書きます。
「タイは、歳を取ったからこそ行け。」
この歳になって思うのは、若い時はもちろんのこと、歳を取ったからこそ
会いたい人に会って、行きたいところに行って、食べたいものを食べることが
より貴重になってくるということです。
残念ながら、人生には限りがあります。
何をするにしても、もしかしたらこれが最後かもしれないときちんと心に留めて、後悔しないように歩んでいきたいですね。