寿司と、ばあちゃんと、QRコード
2024年7月12日
こんにちは ツギタです。
スーパーやコンビニ、飲食店などを利用した際、現金で支払いをすることがほとんどありません。たまに現金決済しかできない店もあるのですが、基本的には「スマホでピッ」のQRコード決済です。ポイントが貯まるし小銭も増えないので、便利に使っています。
そんな今や広く普及しているQRコードですが、先日「老若男女、みんな大好き!」な回転寿司チェーンに行ったとき、こんなことがありました。マグロやハマチ、好物のフライドボテトなど(誰がキョーミあんねん)、たらふく食べて「さあ、帰ろうか」とセルフレジに行き、まさに支払いをしようとした瞬間、おばあさんの手が横からにゅ~っと伸びてきたのです。一瞬、「なんや、割り込みか!」と思ったのですが、どうやら「会計の仕方が分からずレジから離れ、店員を探している間に私が支払いをしようとした」という状況のようでした。
「紙の会計札に印刷されたQRコードをスキャナー部分にかざして読み込ませると金額が表示されるので、あとは現金やカードなど任意の方法で支払う」というシステムの最初の最初、会計札のQRコードを読み込ませるところでつまずいていたんです。超親切なワタクシが丁寧に教えて差し上げましたよ、ええ。人件費削減かもしれませんが、店員さん近くにいて操作に困っている人がいたら助けてあげてね。
技術の進歩で世の中が便利になるのはいいのですが、その新しい仕組みについていかなければ毎日の生活にも影響が出る。私もついていくので必死だったり、あきらめて手を出さなかったり…。パソコンの古いOSにアプリが対応していないとか、周辺機器が使えないとかいう現象が社会生活でも起こっているカンジですかね。「ついてこられなければ置いていく」のではなく、ついていけない人にもやさしい社会にしていきたいものです。