〇〇〇ジャパン
2024年3月4日
こんにちは、社長の森下です。
2024年も早や3月弥生。月日が走馬灯のように早く過ぎ去り、春の足音が日増しに感じられる今日この頃です。今回も徒然なるままに最近感じていることを書いてみようと思います。
つい先日、女子代表サッカーチーム「なでしこ」が北朝鮮代表に競り勝ってパリオリンピックの出場を決めました。で、私個人的にずっと前から気になっているのが各種スポーツにおける日本代表チームの“愛称ネーム”、いわゆる「〇〇〇ジャパン」。こんなネーミングを付けだしたのはいつ頃からでしょうか?調べてみると出てくる出てくる…必ずといっていいほど代表チームには愛称がつけられています。一例を挙げると――
■野球男子&サッカー男子…サムライ(サッカーはサムライブルー)
■野球女子…マドンナ ■サッカー女子‥なでしこ
■バレーボール女子…火の鳥 ■バレーボール男子…龍神
■新体操…フェアリー ■ハンドボール女子…おりひめ ■競泳…とびうお
■水球…ポセイドン ■アーティスティックスイミング…マーメイド
■柔道…ゴジラ ■スキージャンプ…日の丸飛行隊(ジャパンは付かない) 等々。
それぞれのスポーツをイメージしたネーミングが付いているようですが、センスがあるのかないのか?無理やり感も否めないし、笑ってしまうようなものも…。
愛称を見て私が勝手に感じることは、「サムライ」なんて負けたら切腹しないといけないから選手にも本当に命がけで戦ってもらわないといけないし、自分なら侍より農民や商人の方が絶対にいいですね。また、「マドンナ」って歌手じゃないんだし、「なでしこ」は小さく可憐な花でなんか弱弱しい感じが。「とびうお」はバタフライ競技なら分かるけど、平泳ぎなんて全然イメージと違うでしょう。ちなみにトビウオは刺身にすると結構美味ですよ。「ゴジラ」って松井秀喜の愛称で、「ポセイドン」もジーン・ハックマン主演の映画「ポセイドン・アドベンチャー」をついつい思い出してしまう。「おりひめ」も年に一度の七夕でしか出会えない感じだし、「日の丸飛行隊」に至っては戦時中の暗く、悲しいイメージがつきまとう。
海外の代表チームにも愛称ネーミングはあるのかどうか?恐らく日本だけでしょう。メディアや広告代理店などがバラエティ感覚で面白半分、商売気を出してネーミングを考えているんでしょうが、私が日本代表の選手なら、こんな愛称は絶対に付けてほしくないですね。自分が競技者としてその愛称に合っているかなあ?って考えるし、「〇〇〇ジャパン代表として今日の戦いを振り返ってください」なんて取材を受けても、「いえ、日本代表として振り返ります。印象操作はしないでください!」なんて答えてしまうかも。単に天邪鬼なだけですが…。でも、それぞれのスポーツの代表選手は「〇〇〇ジャパン」って愛称にどう感じているのか?一度聞いてみたい気がします。