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かめやま日記blog

関西近郊へ“ちょいトリップ”

2023年9月15日 

こんにちは、代表の森下です。

もう9月半ばでお彼岸も近いのに、例年にも増して残暑が厳しく、鈴虫の鳴く季節が早く来ないかと待ち遠しい今日この頃です。

さて、2年ほど前から京都、奈良、神戸など関西近郊を週末に気まぐれに訪ね、敢えて日帰りでなく安宿を見つけ宿泊――最近までコロナ禍の影響でホテル宿泊費も随分リーズナブルになっていたのが良かった――するような“ちょいトリップ”を時々楽しんでいます。コロナ禍で遠くへ旅に出かけられなくなり、気分転換でそれなら近くで…と考えたのがきっかけです。

京都や奈良は大阪からだと“いつでも行ける”という感覚があって、年齢を重ねるごとになかなか足を運べませんでした。特に京都は、有名な寺社仏閣は別にして若い頃から日帰りドライブや観光でも訪れた経験が少なかったのですが、ここ数年で祇園などの風情豊かな町並み、四条河原町や先斗町、錦市場などの賑わい、“京のおばんざい”などを出してくれる美味しい飲食店などを体験し、知見を広げることができました。

今月初めには奈良市街を再訪し、誰もが知っている東大寺を参拝。いままでは大仏殿を見るだけで「はい、終わり」だったのですが、今回は東大寺境内の「二月堂」に初めて足を運びました。関西では春の訪れを告げる「お水取り」(僧侶が松明を掲げてお堂を走る風景はテレビのニュース等で紹介されている)で有名ですが、もっと大きなお堂かと思っていたのが意外と小さくてビックリ。ただ、千年以上も連綿と続いている儀式がここで行われていると思うと歴史の重みをすごく感じられました。しかし、奈良は暑かった…。奈良公園界隈は日陰が少なく要注意です。

その後は、過去に何度か訪れている「ならまち」を散策し、奈良の地酒「春鹿」醸造所で試飲したり、居酒屋探訪家で有名な太田和彦さん絶賛の昭和風情豊かな居酒屋さんへ夜は立ち寄ったり…つまりは「ちょい呑みツアー」を楽しんだわけです(これがちょいトリップの楽しみだったりして…)。

週末、日常から少し離れる“ちょいトリップ”は、心も身体も少しリフレッシュさせてくれます。ぜひ皆さんも、時間と暇を見つけてちょっと近くに出かけてみませんか?

東大寺「二月堂」
猿沢池から興福寺五重塔を望む
昭和風情豊かな酒場でゆっくり一杯

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