「梅」を見て「春」を感じる
2023年3月1日
こんにちは。社長の森下です。
今年も早いもので今日から3月・弥生、いよいよ春の到来ですね。
先日、大阪城公園の梅林を見に行ってきました。空気感はまだまだ冷たいですが、明るい陽射しのもと紅梅、白梅が可憐に咲いており、春の訪れを体感できました。四季の移り変わりを目で見て感じられるのは、やはり「花」ですね。春なら梅、桃、桜、菜の花、チューリップなど…いろいろありますが、私はやはり「梅」の花が咲くと冬から春への季節の変わり目を感じます（本当のところ花にそれほど興味は無いですが…）。
大昔の「万葉集」では春の歌で詠まれる花は、桜よりも「梅」が圧倒的に多いと聞いています。住まいも粗末で暖房器具も無い昔の人たちは、冬の寒さ、厳しさ、辛さが早く過ぎ去ってほしいと願っていたはずで、桜よりも先に咲く「梅」を見て“ああ、やっと寒い冬が終わる”と実感できたのでしょうね。
そして、梅の開花とともに3月～4月は卒業式や入学式、入社式、人事異動、引っ越し…などがあって、終わりと始まり、出会いと別れがある時期。ある人にとっては楽しい、明るいステージの始まりに、ある人にとっては悲しい、寂しい月になるなど、悲喜こもごも入り混じる季節です。
当社にとっても3月は期の変り目、年度決算がある重要な月です。「決算書は、企業の健康診断書のようなもの」とよく例えられますが、結果だけを見て一喜一憂せず、悪い数値があればなぜそうなったのか？原因と分析、改善を行い経営の健康管理を怠らないようにしなければ…と考える今日この頃です。なにわともあれ22年度の締めくくりをしっかり行い、4月からの新年度に向けて心新たに頑張っていきたいです。
