はじめまして
2022年11月1日
はじめまして。新しく企画・コピーライティンググループに入りました平仮名と申します。よろしくお願いいたします。
コピーライターに関わる経歴としては、まず、大学で言葉の意味の変遷を研究しておりました。お仕事としては、着物販売サイトのアピールポイントなどのライティング業務をしておりました。あと、テストの添削や採点のバイトなどもやっていたので、誤字脱字を見つけるのが得意かもしれません。
また、「言語」や「言葉」が好きなので、言葉とたくさん関わるコピーライターとして働けることを嬉しく思います。「言葉」のどういったところが好きかというと、なぜその言葉を選んだのか、どう思いついたのか、などを考えるのが好きです。例えば、最近読んだ小説に「カラフルな破滅」といった言葉が出てきました。どうしたらそういった独特な言葉を思いつけるのか色々考えてみました。
まず、五感をほかの感覚に置き換えるという手法が存在するのを思い出しました。例えば、「柔らかな寝息」は触覚の表現を借りて音を表した例。「甘めファッション」は味覚の表現を借りて見た目を表した例。今回の「カラフルな破滅」だと視覚を借りて例えた表現ですね。これにプラスして、強い言葉や印象に残る言葉を組み合わせて表現をしているようです。
この手法を借りて「カラフルな破滅」的な表現に挑戦してみると、
「晴天の悲劇」――めでたい、明るい状況で起こった悲しい出来事。映画や物語の一場面としてありそうな情景ですね。
「迷彩柄の忸怩」――他人に気づかれてないけど、恥ずかしい思いをしている状態。例えば、仕事を教えてもらいながらノートに手書きしていて書き間違えたとき、手が咄嗟にUndoのジェスチャーをしてしまった…ときなどに使えそうですね。
「ミルクティー色の気圧」――何とも言えない微妙な空気。琵琶湖を見て「海だ!」と思わず叫んでしまったときの周りの生温かい空気を思い出します。
…と言ったようにいろいろ考えるのが好きです。
こういった「好き」の力が、まわりまわって誰かの役に立つ制作物になればと思っております。目標としては、読んでためになった、役に立った、読んで良かったと思っていただけるような文章や制作物を作っていけるように精進してまいります。まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いいたします。