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かめやま日記blog

微妙な言葉

2023年12月12日 

こんにちは、ライター部門の西田です。

タイトルの「微妙」という言葉について、どういった意味で使われていますか?

「AさんとBさんは微妙な関係だ」のような「複雑な」に似た使い方や「色が微妙にくすんでいる」のような「ほんの少し」といった意味はよく聞くと思います。
「この服似合っている?」、「…微妙」のような「ほんのりとした否定」のような使い方は比較的若い世代の使用法でしょうか。

元々「微妙」は「なんとも言えない美しさ」を表す言葉だそうです。
なので、上記の会話も私が気づかなかっただけで
「AさんとBさんはなんとも言えない美しい関係だ!」
「色がなんとも言えない美しさにくすんでいて素敵!」
「なんとも言えない美しさで似合っているよ!」
という意味だったのかもしれません。

その真偽は今更確かめようがないですが、大抵は最初に挙げたような意味で使われていると思いますし、むしろ元々の「なんとも言えない美しさ」の意味で使用したほうが齟齬が生まれそうです。

言葉というものは使われたもの勝ちなところがあるので、「微妙」の例のように一時は眉を顰められる使い方でも広まってさえしまえば、いずれは辞書に載り「正しい」使い方になっていくのかもしれません。

話は変わりますが、この間の休日、趣味の創作アイデアを一生懸命考えていたのですが、煮詰まってしまったので徐ろに立ち上がったところ勢い余って転んでしまい近くにいた家族に失笑されました。
気分転換に家から5分ぐらいのT字路にある敷居の高かったカフェに思い切って入ってみました。ふいんきはとても良かったのですが、カフェのマスターと常連らしき人が「ここらが潮時かな…」、「いやいや、姑息な手を使ってでもこの店は…」みたいな会話をしていて、どこもすべからく世知辛いなと思いました。ちなみにコーヒーの味は微妙でした。
寒くなってまいりましたが皆様お身体をご自愛ください。

適当に拾ってきたコーヒーのフリー画像
※最後の話は国語の先生に眉を顰められそうな言葉を10個くらい詰め込んだフィクションです。苦労しているマスターも多分居ませんのでご安心ください。

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