最近の旧車ブーム
2024年10月11日
こんにちは。デザインワーク担当のシマブクロです。
ようやく秋らしい日差しになり過ごしやすい季節になってまいりました。
近年、若者のクルマ離れもあり休日の渋滞等も少なくってきましたが古いクルマに人気が集まっているようです。
コロナ禍で海外からパーツ供給の問題でクルマの新車が半年待ち1年以上待ちという事態に陥り、すぐに入手できる中古車の需要が上がり市場全体の後押しもあり常に静かなブームだった旧車にも焦点があたり価格が大幅に高騰しているようです。
数年前までは、旧車といえば50年代から70年代あたりが主流でしたが、最近は80年~90年代あたりのクルマも加わり価格も鰻登りにあがっているようです。私的には80年~90年代のクルマには特に思い入れもあり、最近チラホラ見かける機会も増え青春時代も蘇ってくる嬉しさを感じています。
80年代にブームの火付け役となった旧車の代表的なクルマと言えば、やはりハチロク(スプリンタートレノ・カローラレビンのAE86)でしょうか。当時は今と違って若い人がこぞって車を求める時代で1600ccから2000ccクラスのスポーツタイプのクルマが人気でシビック、シルビア、RX-7などが現在の中古車市場でも人気のようです。
そういえば、弊社の元専務が長らく古いレビンを乗っておられ数年前に免許返納とともにクルマも手放されたのですが、その元専務が乗られていた車が「ハチロク」ではなく「ハチゴ」といわれる1500CCの非力なエンジン(ハチロクは1600ccDOHCエンジン)搭載の人気がない残念なタイプで、当時よく「ハチロクだったらよかったのに」などと失礼なことをのたまわっておりましたが、最近はハチゴでさえ価格が高騰し現在は300万円近くなっていたりします。今度来社された際はご報告してあげたいと思っています(笑)。
古いものを愛でる気持ちと今にないものを求める気持ちが、最近の旧車ブームになっているかと思いますが、物価高騰もあるとはいえ、もう高くてもう買えないなとしみじみ感じておりますが機会があれば乗ってみたいものです。
あと前回ブログで書かせていただいた分解自転車も無事完成しましたので、街を走る旧車を横目にリフレッシュサイクリングでもと思っています。