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かめやま日記blog

博物館

2024年4月22日 

デザイナーの寺垣です。
よろしくお願いいたします。

弊社オフィスのある大阪市北区と隣接する都島区の間には境をなして大川が流れています。その両岸に桜並木が約4kmも続く河川公園があり桜の名所として知られています。開花時期に一般公開される造幣局の「桜の通り抜け」も春の風物詩で、今春も多くの花見客で賑わいを見せました。

造幣局ですが、2ヶ月ほど前になりますが併設されている造幣博物館へ「古銭研究の愉しみ~江戸時代の銭貨図鑑から『大日本貨幣史』まで~」という特別展を見に行ってまいりました。(※令和5年度後期特別展は令和5年11月18日〜令和6年2月18日の期間で終了しています。)

古銭と言われてまず「猫」や「早起き」といったワードが思い浮かぶ程度の古銭初心者ではありますが、たまたま特別展のポスターを目にした事をきっかけに、久しぶりに造幣博物館を訪れてみました。館内は工夫を凝らした展示をされており、たいへん興味深く貴重な時間となりました。
刀や魚を模した古代の貨幣から、近世の金貨・銀貨・銭貨の三貨制度の仕組み、さらに近代の貨幣や記念硬貨など貨幣の歴史を辿るように貴重な収蔵品や資料などが多数展示されており、改めて当時の貨幣を知ることで文化や経済の歴史が見えてきます。
そして、私たちが普遍的であると思い込んでいる制度や仕組みも、時代と共に常にアップデートをされていることを改めて感じます。

「キャッシュレス決済の進化」「高度情報化社会における関心経済」とお金をとりまく環境は大きく変わりつつあり、期待と課題が論じられます。くらしの“利便性・快適さ”の追求と、‘“幸福・豊かさ”を欠くことのないモノやサービスが実現できる創造力が求められています。

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