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かめやま日記blog

稲葉さんの「シアン」展に行ってきました。

2023年6月8日 

こんにちは、ライター部門の西田です。

この前、好きなアーティストであるB’zのボーカルの稲葉さんの展示イベント「シアン」展があったので行ってきました。この展示は稲葉さんの制作した歌詞、「言葉」に焦点をあてたもので、直筆の作詞ノート(歌詞を制作するために色々書いているノート)のコピーや歌詞をモチーフにした美術作品・稲葉さんが撮影した写真などが飾られていました。

展示のメインは作詞ノートで、とある曲の初期案では全く違った歌詞であったり、最初はこんな発想やイメージで考えられていたのだということが伺えたり、端っこにかわいいイラストがあったりで時間があれば何周も見て周りたいくらいの情報量でした。

また、歌詞が出来るまで書いては塗りつぶしてといった言葉の選択の葛藤、いろんな表現で書いてみるといった試行錯誤の様子もノートからは見て取れました。日本で一番CDが売れたアーティスト、多くの人に求められた曲の歌詞をたくさん制作してきた方でさえも、最初から表現したい言葉にたどり着くことはないのだと当たり前のことながら気づかせられました。

他のコーナーでは「コトバノカケラ」という、歌詞になる前の詩のような文章もありました。時差出勤の詩や、ホワイトデーの詩など様々に気になるものがありましたが、その中でとても印象に残っているのが、「俺は誠実をまとった強欲の塊。すべての人に好かれたい」といった内容の言葉です。みんなに好かれたいと思って誠実に振る舞ってしまう自分に嫌気が差している人の詩だと思うのですが、「すべての人に好かれたい」と思うことを強欲だと自省していたり、その強欲さを誠実な振る舞いで隠していることに自己嫌悪やフラストレーションのようなものを抱いていたりといったことから、この詩の主人公は根がいい人なんだろうなという気が個人的にします。「誠実」や「強欲の塊」といった字面から受ける強い印象と、中身をすくっていくと柔らかい感じがするギャップが好きな詩です。もし、曲として完成したらどのような印象になるのか、本質はどんなことを伝えたかったのかとても聞いてみたいです。

ところで、B’zの曲でLove Phantomという曲があります。その曲名の候補が作詞ノートに書かれていたのですが、そのうちの一つにLove Alienというものがありました。この曲が初めてライブで演奏された時、Phantom(ファントム)に扮した稲葉さんが数十メートルの高所から飛び降りるという伝説的にかっこいい演出があったのですが、もしタイトルがAlien(エイリアン)だった場合はどうなっていたのでしょうか。気になります。

これを書いている間にB’zのシングル発売の発表がありました。予約します。

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